「30年間再開発出来なかったのに、これから出来ると思います??」吉祥寺駅1分の駐輪場売却にあたっての松下市長の答弁

「30年間再開発出来なかったのに、これから出来ると思います??」吉祥寺駅1分の駐輪場売却にあたっての松下市長の答弁

正式名「吉祥寺大通り東駐輪場」を隣地所有者㈱レーサムに売却することに反対の陳情を出した時の、松下市長の答弁には驚きました。

この土地は平成5年に旧所有者が売却を承諾した駅前の超一等地で、二度と市場に出ない土地なので「諸用地」として購入し、将来の再開発の「種地」として、当面696台の駐輪場として活用していたのです。それを隣接する土地の所有者に売却するという、この情報を市は一切公開せず隠し続けていたのですが、私たちが気づいて2年前の令和3年9月に市議会に「反対」陳情を行ったのです。その時の松下市長の答弁が表記の内容です。

この答弁の問題点は、第一に都市計画権者は武蔵野市長なのだから「これから出来ると思います?」などと評論家のような発言です。地区全体の再開発計画を立てるのは、松下市長自身なのですよ。過去4年の間に、具体的な再開発調査など何も行っていません。市長としての責任を放棄した発言です。

第二に、現に行政財産の“駐輪場”として活用しているのだから、無駄でも不要でもありません。それを駐輪場を令和3年9月31日に廃止して、行政財産を普通財産に付け替えて、わずか1カ月足らずの10月28日に㈱レーサムに随意契約で売却しました。まるでこの会社に売ることが目的だったのではないかと思わざるを得ません。相当???のつく話では。