「市議会で自席から発言するのです」と松下武蔵野市長、よく聞いたら石原知事を真似て議員の発言にヤジを飛ばすのだという

「市議会で自席から発言するのです」と松下武蔵野市長、よく聞いたら石原知事を真似て議員の発言にヤジを飛ばすのだという

昨日、武蔵野市の西部コミュニティセンターの開設30周年記念式典があり、出席して祝賀を述べた。

祝賀会の席上、松下玲子市長が「私、自席から発言するのです」と。市長は議員の質問に答弁する時、自席から発言するのが普通なので「?」と思ったら、『自席からヤジを飛ばす』との意味だった。市長就任2カ月で市政の事も、役人のメモを見て発言する新人市長が、議員の発言にヤジを飛ばすとはあまり聞いた事がない。

さらに「石原元知事も都議会でヤジを飛ばしていたから」との発言に、またまたビックリ。石原慎太郎知事は、若くして芥川賞作家になった俊英だ。参議院議員、衆議院議員を歴任し、運輸大臣も経験した。政治の世界では青嵐会を結成し、歴代自民党政権が対外的に弱腰になると叱咤激励した論客であり、好悪はともかく、その存在は誰もが認めるところだ。

その石原知事を、政治的実績がほとんど無く武蔵野市民歴12年の松下市長が真似して、市議会にヤジを飛ばす。そして、それを誇らしげに語る。相当な勘違いだ。