「国会では統計より、もっと重大な事を集中審議して欲しい」と書いたら「何ですか?」との問い合わせ―米朝首脳会議、日朝関係や英国のEU離脱の影響等です

「国会では統計より、もっと重大な事を集中審議して欲しい」と書いたら「何ですか?」との問い合わせ―米朝首脳会議、日朝関係や英国のEU離脱の影響等です

ブログに統計の問題について「もっと重大なことに取り組んで欲しい」と書いたら、「今国会で論議すべき重大問題は何ですか?」と聞かれた。

日本にとって当面の差し迫った課題は米朝首脳会議、日韓関係等と、日本の安全保障に与える影響です。さらに英国のEU離脱問題です。

EUは28ヶ国が加盟するもっとも成熟した民主主義の共同体です。英国がそこから離脱した場合、経済はもとより世界の民主主義に与える影響はという視点で、十分議論を深めていく必要があると考えています。世界の大国のうち、中国やロシアは自由な言論や基本的人権が保障された民主主義国家と言えるのか、開発途上国の独裁と並んで人類にとって最大の問題だからです。

これからは民主主義国が増加するのか否か、成文憲法をもたず1215年大憲章で世界初の議会を設けた英国が、EUから抜ける意味は非常に大きいと考えられる。長期にわたって日本への影響も大きなものになるだろう。国会で是非充分な論議をして欲しい。