「日本と世界の若者との根本的な違いは安全保障への関心度。インドのチャラ男に聞いても、中国が脅威だと意識している-公開憲法フォーラムで慶応大学女子学生のスピーチ。」
本日午後1時30分から4時まで砂防会館で「21世紀の日本と憲法有識者懇談会」と、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の共催の第18回公開憲法フォーラムに衆議院議員として参加。
主催者代表の桜井よしこさんをはじめ、各党各界の意見発表があった。
特に強く印象に残ったのは、慶應義塾大学法学部四年生の女子学生の堂々たる意見発表だ。
・大学で安全保障学び、世界各国に行き若い世代と意見交換をしている。
・若者特有の情熱と、感性は各国とも共通しているが、日本の若者のとの一番の差は安全保障に対する感覚だ。
・フィンランドと韓国は徴兵制で、隣国にロシアと北朝鮮(国家とは認めていないが)があり、祖国の安全の為に兵役は当然という感覚だ。またインドの「渋谷に居るようなチャラ男」と話したが、脅威は中国だとはっきり言う。
・アヘン戦争の歴史を学んだが、当時正義は中国にあったが、イギリスに力で負けた。正義も力の裏打ちがないと貫けない。
・米大統領選挙共和党候補者のトランプさんは日本から米軍の撤退を訴えている。もしそうなったら「力の空白」が生まれるだろう。
・日本は平和だと言っているが、失ってからわかるのだろうか。平和を支える「力」の存在を。
・日本の若者が安全保障に無関心なのは現憲法に原因があるのでは。
和装で現れた女子学生は「今日は帯留めを少し『右に』してきました」と笑いを誘う第一声。その後、安全保障を学んだことを基礎に各国を訪問し、同世代の学生たちと意見交換。勉学と行動に裏打ちされた素晴らしいスピーチだ。若い世代の活躍に拍手。
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