「2020年東京は世界で初めてパラリンピックを2回開催する都市になる‐ハー ド・ソフト両面で世界最高レベルのバリアフリーを」
本日朝8時より政調、国土強靭化総合調査会で2020年パラリンピック開催に向けて日本パラリンピック委員会会長他から要望を伺った。
パラリンピック出場者でつくる日本パラリンピアンズ協会は190名が登録しているが、正副会長からは体験者でなければ実感できない話を伺った。
河合会長(視覚障害・男性)
① 「するスポーツ」 アスリートファーストでお願いしたい。障害者が最高のパフォーマンスを発揮できるような環境をつくればオリンピアンにとっても最高のはずだ。
② 「観るスポーツ」 導線や車椅子席の確保とともに、車椅子席を一箇所に固まらせないで欲しい。車椅子の人は健常者とともにスポーツを観ることも多い。サイトラインの確保もして欲しい。
③ 「支えるスポーツ」 障害者のボランティアや競技役員が運営に当たることも配慮してハード・ソフト両面でデザインして欲しい。例えば、点字ブロックを設置しても自転車や物が置いてあっては使えない。
大日方副会長(車椅子・女性)
① 車椅子ユーザーにとって自動車は極めて便利だが、アクセルやブレーキは手で動かす。こういう人がボランティアスタッフにいたら特別仕様の車が必要。
② 日本はトイレが少ない。女性の待ち時間が長い。外国ではトイレの数そのものと車椅子トイレの数が多い。
等々、貴重な話を伺った。2020年まであと4年しかない。
東京都と国が力を合わせてパラリンピアンにとって最高の環境をつくりたい。バリアフリーを超えてユニバーサルデザインの思想でいこう。
「2015年10月23日(金)副大臣公務日誌」
10:30~12:00
・部局からの所管事項説明
自治行政局(地方制度調査会、連携中枢都市圏、地方行革、国地方係争処理委員会)、個人番号企画室(情報提供ネットワークシステム)
14:30~15:00
・政府税制調査会で委員の皆様方に対して総務省を代表してご挨拶。
<政府税制調査会で総務省を代表してご挨拶>