「『現場の医師がジェネリックの処方をためらうのは副作用があるからだ』と医師免許を持つ議員の意見-自民党厚労部会にて」
自民党政調厚生労働部会で、経済財政諮問会議の答申素案が問題となった。
2020年までプライマリーバランス(その年の歳入で歳出をまかない赤字国債をゼロにする財政再建)をとるために社会保障経費の削減が示された。社会保障経費で11兆円の医療費抑制をどうするかが課題。
その方策の1つとして、後発薬ジェネリックの使用割合を2020年に80%にする案が示された。
医師の資格を持った赤枝議員や三ツ林議員は、
「現場の医師がジェネリックの処方をためらうのは副作用があるからだ」
「ジェネリックは成分が同じでも、製薬過程が異なる」
「ジェネリックを処方して皮膚に炎症が出来たと言われた」
赤枝先生は長らく六本木で産婦人科を経営し、性犯罪の被害者なども多く治療してきた赤ヒゲとして有名だ。等々、現場の医師としての体験から出た発言だ。
創薬の製造過程についての十分な検証が必要だということがわかる。
自民党は幅広い人材が集積している。
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