「ネパールの大地震に自衛隊医療チーム110名緊急派遣」

「ネパールの大地震に自衛隊医療チーム110名緊急派遣」

4月25日に発生したネパールのM7.8の大地震の死者は4,000名を超え、生存限界の72時間が経過しつつある。

生存者も負傷し、救助・救援には一刻を争う。

本日朝の政調で、外務省、防衛省から報告があった。政府は、26日JICA、警察庁、消防庁等の70名からなる国際緊急援助隊を派遣したが、そのチームの中に防衛省から3名の先遣隊を派遣した。

27日、自衛隊行動命令が発出、初動対処部隊20名を派遣、活動基盤が確立次第、医療援助本隊を派遣する。

ネパール国際緊急援助医療援助隊は総勢110名、うち医官40名5隊編成だ。トリアージ隊1、外科隊2、内科2であり、一刻も早い活動開始を願う。(5月2日予定)

人員輸送は足の長く速い民間航空機を使い、長期にわたる活動資材の空輸は航空自衛隊航空支援集団ネパール空輸隊が、C130輸送機を6機投入、160名の支援部隊があたる。総計270名を部隊派遣。

生存者の1名でも多い救出を願う。