「春や春 桜吹雪に 身をとられ - 武蔵野、小金井、府中、桜祭りの真っ盛り」
この一週間で一斉にソメイヨシノが吹き出し満開で、そろそろ散り始めている。
4月4日、5日の二日間、地元三市では桜祭りが真っ盛り。火山灰の体積した武蔵野台地にソメイヨシノが合うのか、見事な咲きぶりだ。
武蔵野の井の頭公園は土曜日の今日も凄い人出だ。小金井公園の桜は自然樹形が保たれていて、地上にまでつくように枝が伸びている。
都立小金井公園は77haの宏大な敷地で、平地の都市公園では国内最大級の公園だ。かつて70年前は明仁陛下が皇太子殿下の頃、疎開されていた建物もある。
この公園は小金井市民だけでなく、近隣市からも大勢の市民が集う。
一角にある江戸東京たてもの園では茶会も設えてある。
花霞の中、人々が安心して行く春を楽しんでいるのをみると、中東のイスラム国などの騒乱にふと思い浮かべ、日本のありがたさを実感する。
桜吹雪の中を歩んでふと冒頭の句ができた。
<江戸東京たてもの園に移設された旧宇和島藩伊達家邸宅の門>
いいね!3