自民党総裁候補の皆様へ。過疎地域(国土の60%・人口900万人)の住民移動を道路運送法第78条自家用車車輌の有償運送のライドシェアで

自民党総裁候補の皆様へ。過疎地域(国土の60%・人口900万人)の住民移動を道路運送法第78条自家用車車輌の有償運送のライドシェアで

過疎地域は公共交通機関がない。80歳過ぎると自動車運転も厳しい。そこで住民の足を確保するため道路運送法第78条を活用して、集落の有志による自家用車の有償による送迎を!

仕組みは 
① 集落の中で自家用車を所有している比較的年齢の若い住民の車を指定して、社会福祉協議会等の公的団体に登録する。
② 登録した車は「有償利用車」と外形上分かるステッカーを添付する。
③ 利用する住民は、その所有者に連絡して病院や買い物等に送迎して貰う。
④ 料金は回数・距離・時間等を考慮して予め社会福祉協議会が決めておき、利用者が支払う。 

既にモデルはあります。

茨城県石岡市は20数年前から市の社会福祉協議会に委託して自家用車を提供して運転する会員と利用会員を事前に登録して、社会福祉協議会がマッチングして運行しています。

東京都武蔵野市は都会型のライドシェアです。レモンキャブシステムといいます。市域が小さく、道も狭いので、リフト付き軽自動車を市が購入し、各地域の運行管理者に貸与する。運行管理者は、お米屋さんや燃料屋さん等の個人商業者だ。利用者は、各運行管理者に直接申し込む。利用料金は1回30分1000円。通院や施設への通所や買い物等に利用できる。

社会福祉協議会が市から受託を受けて全体の運行管理をしている。石岡市は自家用車輌だが、武蔵野市は市から貸与された軽自動車と言う点が異なる。この車はレモン色で車輌に福祉用車輌と記載されている。顔の知らない利用者にも安心感がある。レモンキャブが始まったのは25年前です。

なお、石岡市も武蔵野市も国土交通省から市が認可を受け、事業を社会福祉協議会に委託しています。