株高一時9900円台。自民圧勝好感。円売り84円(2012年12月17日讀賣新聞夕刊一面)。明日、自民党総裁選挙投票日

株高一時9900円台。自民圧勝好感。円売り84円(2012年12月17日讀賣新聞夕刊一面)。明日、自民党総裁選挙投票日

当時の書類を整理していたら、表記の記事が出て来た。「隔世の感」です。

この年の12月26日に第二次安倍内閣が発足した。アベノミクスの始まりだ。安倍総理(当時)は長く続いたデフレ脱却に全力で取り組んだ。アベノミクスは財政出動、規制緩和、異次元の金融緩和の三本柱だった。

日銀の黒田総裁もこの考え方で金利を下げ続け、ゼロ金利政策を取り続け、黒田バズーカと言われた。目標は毎年、消費者物価2%アップだった。

以来、コロナ禍の世界的大流行を挟んで、13年。現在は日経平均4万5000円超え、円安で1ドル147円前後。そして物価高が続いている。長いスパンで物事を考えると、当時と比較すると企業収益は絶好調で国の税収は70兆円だ。

民主党の野田内閣の2012年度は、当初予算の税収は42兆円。なお、小泉純一郎内閣当時は50~52兆円程度だったことも記録しなければならない。

日本は、自民・公明党を合わせても過半数にいかない新しい政治状況が生まれた。政党も11ある。

国権の最高機関の衆・参両院議員の皆さん、与野党問わず、今こそ『日本という神輿』を肩を入れて担ぐ時が来ました。