日本人ファースト参政党。愛国者の仮面を被った政治詐偽グループだ。実現不可能なバラマキ政策で、有権者を欺いて1票。民間の取引なら詐欺で立件される
日本人ファーストはトランプ大統領が9年前の選挙戦で使ったアメリカンファーストをパクったスローガンだが、愛国者風なので注目されている。
東京都選挙区の「さや」候補の選挙公報を見ると、参政党比例とほぼ同じ内容で、以下の様に実現不可能なバラマキ政策だ。
① 公約1に減税を挙げ「国民負担率を上限35%に抑え、減税と社会保障料削減で給料の2/3は手取りで残す」とある。
国民負担率は、税と社会保障料の合計が国民総生産(GDP)の何%を占めるかの比率を表している。日本の国民負担率は令和7年で46.2%と見積もられている。35%の負担率にするには11.2%下げなければならない。GDPは600兆円だから、11.2%は67兆円にあたる。67兆円を引き下げるために、医療費を削減するのですか?年金ですか?介護ですか?それとも防衛費ですか?教育ですか?
② 公約の8を見ると0歳~15歳までの「子供一人につき、月10万円の教育給付金を支給する」と書いてある。
これだけで16兆円の財源が必要だ。0歳~15歳の人口は1366万人で月額10万円×12カ月で120万円を掛けると合計16兆円だ。消費税を6%アップしなければ不可能だ。
③ 公約4には「食料自給率を100%」とある。現在のオリジナルカロリーベース自給率は38%だから、日本列島が2.6倍ないと実現不能だ。
参政党は愛国者ぶって保守の仮面を被った危険な政党である。有権者に幻想と分断を与えるから反日である。
ネット世代の若い有権者に申し上げます。投票の前に一度公約をお読みください。
あなた自身と日本の未来のために!
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