日本も本格的複数連立時代に移行した。自公2党の連立では過半数を取れなかったのだから。自民党国会議員の中から「下野して野党に任せたら」との声。時代の状況をきちんと把握していないのでは?
私は自民党員として、公認候補の当選のため全力を挙げたが及ばなかった。
参議院では自民・公明・立憲民主・国民民主・日本維新・共産・れいわ・参政・日本保守・社民党とチームみらいの11政党と無所属が誕生した。このことは、自・公2党の連立では国政がまわって行かないことを示している。
自民党の現職国会議員の中には下野して野党に政権を渡すべきだとの声もマスコミで報道されています。その心は、2009年の政権交代の時のように野党に任せれば必ず行き詰まる。そうすれば振り子は再び自民党に、との思惑があるのでしょう。しかし、時代状況と国民心理は本当に自民党の復権を許すのでしょうか。さらに、中長期に渡って政治的混乱が繰り返されることになるでしょう。
国権の最高機関は国会であり、議院内閣制で国会が行政の長たる総理大臣を指名し、天皇が任命します。知事や市町村長が住民の直接選挙で選出される地方公共団体と決定的に異なります。だからこそ、与野党を問わず全議員が国政に責任を持つべき時が来たのではないでしょうか。
自民党の現職の皆様は下野するなどと言わずに、国民の下した審判の選挙結果に従って頑張ってください。
私も一国民として、また自民党の一党員として粘り強く活動を続けていきます。
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