<コーヒーブレイク>北口榛花選手、全身を槍に乗せて金メダル。田中希実選手、生命を削り出すように5000m日本新記録で第3位。ダイヤモンドリーグ8日-二人の活躍をリアルタイムで見たかった

<コーヒーブレイク>北口榛花選手、全身を槍に乗せて金メダル。田中希実選手、生命を削り出すように5000m日本新記録で第3位。ダイヤモンドリーグ8日-二人の活躍をリアルタイムで見たかった

10日、ラグビーワールドカップ第1次リーグで日本はチリを破る―拍手。

この活躍の陰に隠れてしまったが、9/8にベルギーで行われた陸上ダイヤモンドリーグで北口榛花選手がやり投げで67.38mで金メダル。田中希実選手が5000mで14分29秒で第3位。この二人の大活躍は記録といい、順位といい本当に素晴らしい。もっともっと注目、称賛されても良いのでは。リアルタイムで活躍ぶりを放映するテレビ局は、なかったのだろうか?

北口選手の槍は全身が乗り移ったような大迫力で、なめらかにスムーズに記録を延ばすのが本物だ。田中選手の小柄で痩身、ひたむきに走る姿を見ていると涙が出る。世界選手権とダイヤモンドリーグのわずか3週間足らずの間に日本記録を23秒も短縮。身を削るような力の出し方に「身体は大丈夫か」と思いつつ大拍手。

やり投げと5000mは、両種目とも欧米やアフリカ勢の独壇場の種目だ。