驚いたなぁ。武蔵野市の共産党市議は「市報の記事を改善して、市民に情報公開をすすめてください」との陳情に反対した。立憲民主の市議も同調

驚いたなぁ。武蔵野市の共産党市議は「市報の記事を改善して、市民に情報公開をすすめてください」との陳情に反対した。立憲民主の市議も同調

市議会に「隠し事のない市政実現のために市報の公報機能強化に関する陳情」を行いました。

きっかけは、1月1日の武蔵野市報の1面下段の1/3を使って、小美濃安弘新市長の就任の記事が掲載されたことです。残り2/3には市内在住のアスリートが載っていました。

肝心な投票結果は4面のお知らせ欄に記載されていました。市長選挙と同時に行われた市議会議員の補欠選挙の結果は1面になく、4面のみの記載でした。

市長と市議会議員は憲法第93条によって直接市民の選挙によって選ばれる存在です。5万5000人の市民が参加し選挙して代表者を決めたのですから、その結果を、まず第一に市民に報告するというのが、税金を使って発行する市報の最大の使命です。

お正月号の特別企画として市内の女性アスリートを掲載する企画もわるくはありませんが、市長・議員の結果が第一ではないですか?そこで「市報の公報機能の充実と情報公開条例の主旨を生かした編集をしてください」と陳情しました。

市長と議員の存在を重視してくださいという陳情なので、当然全会一致かと思っていました。ところが、共産党の橋本しげき市議と立憲民主の深沢達也議員が反対したので驚きました。さらに反対理由が「市報の編集権は、市長にあるので反対」と、理解不能の理由でした。

この論法だと市税の課税権は市長にある、予算編成権は市長にある、都市計画で私権を制限する権限は市長にある、ということになり、市議会は市長のやることに何も意見を言えないことになります。

市議会議員の最大の仕事は、市民のためにどのようにしたら良い行政が出来るのか考え指摘する、行政監督権の行使ではないですか。民主主義のイロハの理解が決定的に欠如しています。