蓮舫さんの参議院議員の得票数は、12年間で171万票から67万票に大幅減少した。都知事に当選すればラッキー、落選しても次があるとの計算でしょう

蓮舫さんの参議院議員の得票数は、12年間で171万票から67万票に大幅減少した。都知事に当選すればラッキー、落選しても次があるとの計算でしょう

「蓮舫さんは、自分から名乗りを挙げて知事候補者になったのでしょうか?」と市民からの問い合わせ。

立憲民主党の中で、どういうやりとりがあったか知りませんが本人はやる気満々ではないでしょうか?

第一に自民党が派閥の裏金問題などで20%台の低支持率、この1~2カ月の間に静岡県知事選挙を始め、各地方選挙で敗け続けています。

第二に小池知事の推した候補者も目黒区長選挙や衆議院東京第15区の補欠選挙などで敗け続けています。とりわけ東京15区の補選では、知事がたびたび応援に入ったにも関わらず、都民ファの候補者が9人中第5位と惨敗しました。だから、万が一知事選で勝てればラッキーと考えたのでしょう。

さらに蓮舫さんの得票数は参議院東京選挙区で14年前と比較すると40%に減っています。

平成22年 171万票
平成18年 112万票
令和4年        67万票

とりわけ2年前は当選した6人中第4位でした。このままだと次は落選する恐れもあります。都知事選挙に出れば、落選しても知名度は格段に上がります。その勢いで次の衆議院選挙に立候補すれば侮れません。東京都内の30の小選挙区で立憲民主の候補者が決まっていない選挙区は複数ありますから。どこの選挙区から出ても対抗馬にとっては強敵で、当選圏内に入ると思います。こんなチャンスはないと考えて当然です。

東京をどうするかではなく、自分の政治的思惑を第一と考えたのでしょう。