松下市長の事を“フェイク”とか“嘘”とか品のない言葉で批判するのは、最初に松下市長が一市民である私に対してフェイクとか嘘つきとかと批判したからです

松下市長の事を“フェイク”とか“嘘”とか品のない言葉で批判するのは、最初に松下市長が一市民である私に対してフェイクとか嘘つきとかと批判したからです

きっかけは2年前の市議会に対する陳情でした。9月議会に「吉祥寺駐輪場売却を中止して下さい」という主旨の陳情を出しました。市議会はその時点では、まだ十分事態を把握していないと継続になりました。ところが、陳情が継続中にも関わらず、松下市長は10月28日に売却を強行。同時に同じ10月に行われた市長選挙で私のことをフェイクと主張したのです。

正直驚きました。陳情は憲法16条に基づく請願権の行使です。権限を与えられた権力者の市長が陳情を出した市民をフェイクと呼び、攻撃する。行政の常識では考えられないことです。

私はこの処分を不服として、翌年の令和4年6月に地方自治法に基づく監査委員に対する監査請求を行い、棄却されたので8月25日に住民訴訟を提訴しました。原告 土屋正忠 外1名、被告 松下玲子 武蔵野市長。現在係争中であります。

さらに地方自治法に基づく住民訴訟中にも関わらず、本年5月に松下玲子市長はご自身のレポートで「嘘に騙されないでください」と、原告である私を名指しで批判したのです。住民訴訟の被告である市長が、原告の私を裁判外で嘘と批判する。市長という権力者の立ち振る舞いとしては、異例中の異例です。「現在、裁判で係争中ですからコメントを控えます」とするのが普通でしょう。

松下市長の原告に対する「嘘つき」呼ばわりは、司法に対する冒とくでもあります。このまま放置すれば市民にも誤解を与えます。私は住民訴訟に影響を与えない範囲で、事実に基づいて反論をしているのです。

これからも公人の市長の立ち振る舞いについては、市民に真実を伝えるために批判を続けます。