松下市長のレポートが酷すぎます。「駐輪場と言えば、放置自転車が街にあふれ、積み重ねられた土屋正忠市長の時代が思い出されます。」ーちょっと調べれば、真逆の事実がわかるのに。市長22年の間に駐輪場2万台新設。
市民が届けてくれた武蔵野市長松下玲子通信<第11号>の1面には、表題のような記述があります。
確かに一時期、吉祥寺・三鷹・武蔵境3駅周辺には放置自転車があふれ、歩行者が歩道を通れないほどでした。毎年行っている市民アンケートでも、私が市長に就任した昭和58(1983)年の時点で5年連続で要望の第1位が“自転車対策”でした。放置自転車が極端に多かったのは、吉祥寺駅周辺で7000~8000台近くありました。その時点で、駐輪場の収容能力は1700台程度でした。
そこで、自転車駐輪場をつくることを最優先で取り組みました。御殿山駐輪場1800台を始め、吉祥寺第一・末広通り・西三条・現在売却が訴訟になっている吉祥寺大通り東駐輪場等をつくり、10数年で合計6000台以上の駐輪場をつくったのです。その効果が表れて、平成5(1993)年には自転車対策は15年振りで市民アンケート第2位に下がり、平成7(1995)年は第3位、平成8(1996)年以降は市民アンケートの下位に落ちついたのです。
松下市長に申し上げる。
真実は、私の前の市長時代には残念ながら放置自転車が歩道にあふれ、市民アンケートのトップを占めていましたが、昭和58(1983)年以降の自転車駐輪場の大増設方針が10年かかって実り、市民アンケートの要望順位が急速に下がったのが歴史的事実なのですよ。
なお、市長在任中22年間で3駅を中心に2万台の駐輪場を設置しました。
武蔵野市長という公職中の公職が、土屋正忠市長と個人名を挙げて、真実と異なることを流布するのは極めて恥ずかしいことですよ。フェークニュース・デマを流布しては、市長失格です。
いいね!10