東京湾木更津港の東電系列の港と火力発電所を視察ー強靭化対策について聞きました
日本全体の物流の38%を東京湾各港が占めているが、首都直下地震等で長期に渡って使用出来なくなれば重大な事態に直面します。ポルトガルが1755年のリスボン大地震で衰退したことを教訓にして、東京湾の強靭化対策を取ることが必須です。
そこで、12/14(水)に、3.11東日本大地震でも十分機能した木更津港の東電系の港と火力発電所を視察しました。
① ㈱JERA(燃料・火力発電事業会社)は東京電力と中部電力が50%ずつ出資した会社
② LNG(液化天然ガス)の輸入と発電を行っている
③ 敷地面積135万㎡、発電設備516万KW(国内最大級1500万世帯相当)、発電ユニット21基、LHGタンク容量136万KL
④ LNGの直接噴射による発電と熱を利用した蒸気による発電を直列したコンバインドサイクル発電
⑤ この方式により熱効率は、最新鋭の設備で60%という世界トップの水準
⑥ LNGタンクは半地下に貯蔵され、地震に強い構造になっている
⑦ 津波想定は富津市のハザードマップの50cm~1mを想定しているが、念のため+1.8mかさ上げしている
⑧ 港は水深14mで、2011年3月11日の東日本大震災でも影響はなかった
等々の貴重な知見を得ることが出来ました。なお、私は東京湾強靭化議員懇談会の事務局長・長島昭久代議士のお手伝いをしています。
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