東京オリンピック・パラリンピック開催中、世界中のすべての紛争当事者に国連事務総長が休戦を呼びかけるーオリンピックが平和の祭典と呼ばれる大義がここにあります

東京オリンピック・パラリンピック開催中、世界中のすべての紛争当事者に国連事務総長が休戦を呼びかけるーオリンピックが平和の祭典と呼ばれる大義がここにあります

数日前、国連の事務総長が全世界の紛争当事者・当事国にオリンピック休戦を呼びかけた。 世界には絶えることなく武力による紛争が続いている。国家・領土・民族・人種・宗教・貧困・独裁、さらにそれらと結びついた国際武器商人のネットワークなど様々な事情で紛争が絶えることがない。

国連は、せめてオリンピック期間中は殺し合いを止めようと国連決議を行い、オリンピックのたびに停戦を呼びかけている。

今回の東京オリンピック・パラリンピックでも開催7日前の今月16日にグテーレス総長がビデオメッセージを出した。新聞ではベタ記事であったが、ネットではきちんと掲載されている。毎朝、毎晩テレビで東京オリパラのことを報道しているが、平和の祭典オリンピックの意義を語るべきでは。国・民族・人種・宗教・言語の違いを乗り越えて、青年を中心にスポーツを通じて全世界の人々が競い、交流する。平和の祭典の意義を改めて報道すべきではないか。

菅(スガ)総理や開催都市の責任者である小池都知事もオリンピックの原点である平和の祭典の意味を語ってほしい。