技能実習生の理想的運用、長野県川上村の農業実習生―冬はレタスの作付けをベトナムで

技能実習生の理想的運用、長野県川上村の農業実習生―冬はレタスの作付けをベトナムで

長野県川上村は高原野菜レタスの生産で名高い。一戸あたりの平均農業所得は3000万円に達する。農業所得としては破格だ。

以下、藤原村長さんの話
「レタスは軟弱野菜の典型なので、早朝2時頃から畑で収穫を始め陽の昇る頃までが勝負だ。4000人の村の農業の助っ人が技能実習生900人余だ。国籍はベトナム、ミャンマー、フィリピン等々。とりわけベトナム人は300人、勤労意欲も高く礼儀正しい。各家庭に溶け込んで家族のようだ。夏の期間が収穫のシーズンだが、シーズンを終えると母国に帰るが、最近では川上村の青年が冬期ベトナムを訪問、ベトナムでレタスづくりを指導する」
藤原忠彦村長さんは、冬期にベトナム等に作付け指導に行く村の青年達を「村の誇りです」と胸を張る。都会からお嫁さんもきて、村は安定繁栄している。頑張れ川上村、フレーフレー技能実習生。
武蔵野市は36年前に川上村にキャンプ場を作った御縁で、飾らない交流が続いている。