岩手県三陸のあわびを密漁する不届き者に厳罰を!
6月12日の自民党水産部会で密漁対策について現地の意見を聞いた。
様々な事例が水産庁や関係団体から報告されたが、特に許されないのは東北大震災で厖大な被害を蒙った岩手県三陸のあわびの密漁だ。3.11以来、7年かけてようやく復旧しつつある漁場で密漁船が根こそぎあわび等を盗むという。
漁業法の改正で密漁による犯人に懲役や罰金200万円、さらに犯人の所有物などの没収や追徴金などの行政処分も加わった。
3.11の死者行方不明者2万人超、未曽有の大災害を受けた被災地の人々の足を引っ張る密漁。「盗人の風上にもおけない」とはこのことだ。
海上保安部、県警などの努力で逮捕された密漁者には検察も裁判官も厳しい態度で臨んだという。検察の求刑論告の一部「被災地の復旧を遅らせるものであり、更に国家的な復旧の取組を遅らせる情状酌量の余地のない悪質な事犯」とした。裁判の結果も厳しいものだという。
全国民の思いに則した判決だ。頑張れ岩手の皆さん。
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