山中伸弥先生のファクターX。月刊文芸春秋6月号、売り切れ続出

山中伸弥先生のファクターX。月刊文芸春秋6月号、売り切れ続出

月刊文春が売り出されてから4日ほど経って書店に行ったら、売り切れ続出。武蔵境の南口の書店で数冊残っていたのを、ようやくゲット。早速、山中伸弥先生の対談を読みました。対談の相手は橋本徹さんです。

山中先生は諸外国と比較して、感染者及び死者の数が緩やかなのは、絶対にファクターXがあると語っておられる。ファクターXの可能性について日本人はマスクや入浴など清潔意識が高い、若しくはハグや握手、大声で話すことが欧米より少ないという文化的なことかもしれません、と語る。
その上で、
①BCGワクチンが感染や感染後の重症化を防いでいる。イタリアやアメリカではBCGを行っていないという説
②京大の上久保靖彦教授の主張、新型コロナウィルスには軽症のS型と変異したL型がある。早い段階で中国からS型が日本に伝播して、日本人の一部はすでにウィルスに対する免疫を持っているという説
を紹介しています。
山中伸弥先生は「私は感染症の専門家ではない」とし、感染症の専門家の方々、又現場で治療にあたっておられる医療関係者に対する敬意を払いつつ、国民に分かりやすい分析をして頂いている。
そこで国民の智恵を総動員して、ファクターXを捜しましょう。