小美濃武蔵野市長の訓示「職員自らが、どんどん地域に出る」。パソコンで報告書をきれいにまとめるだけでは、市民の役に立っていないと読める
武蔵野市報9/1号に、小美濃市長の職員に対する訓示が載っている。「職員自らがどんどん地域に出て、市民の声を聴き、今、地域で何が起き、市民が何を感じているのか知ってほしい。その上で、一緒に市民のためになることを考え、市民目線の施策につなげてください。」実に適確な指示である。市長就任後の最初の職員への訓示とのこと。
松下市政の時代「市民の声が市政に届かない」「職員が市長の方ばかり気にしている」と言う声が、私のところにも数多く寄せられていた。
もう一つの不満は「何か計画を立てる時の資料が40~50頁。何が大切なことで、どこを読めばよいのか」「あんな大部の資料を誰が読むのか?」という声だ。
パソコンに向かって大部の資料を作成して、仕事をやったと思っている職員は、大事なことを市民に知ってほしいという意識が欠如している。情報公開という名の情報隠しである。
小美濃市長は同じ9/1号の市報に、市長に直結する「市民目安箱」を作ったと書いてある。「市民のために働く市役所」が小美濃市長の公約のひとつだった。
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