小池都知事が中央線複々線化の実現の方策を探るため、令和5年度予算に5000万円の調査費を計上したのは、後世に残る大英断ですね
1/27発表の都の令和5年度予算に“多摩地域を支える交通ネットワークに関する基礎調査”として5000万円の調査費がついた(1/28ブログ参照)。小池都知事の大英断です。
23区の面積は627㎢。920万人の都民が住み、神奈川・埼玉・千葉等の各県からの流入人口は1日900万人と推計されている。一方、東京西部の三多摩(西多摩郡・旧北多摩郡・旧南多摩郡)は面積1100㎢。人口420万人で流入人口は100万人近いと推計されている。
23区にはJR山手線をはじめ各線が2~5分間隔で運行し、東急・京急・東武・西武・京王等の各私鉄がある。さらに東京メトロ・東京都営地下鉄の13路線が網の目のように張り巡らされている。さらに、ゆりかもめもある。一方、三多摩地域にはJR中央線以外には都心から放射線状に延びる西武・京王・小田急線が中心だ。地図を見れば一目瞭然だが、真ん中を走る中央線が基幹路線としてネットワークの中心にあることがわかる。中央線を立川駅まで複々線化して、将来には八王子駅まで延長すれば東西南北ネットワークが強化される。
小池都知事の調査費計上は、政治が動き出したという証だ。小池都知事と働きかけをした都議会自民党と国会の諸先生方に心から敬意と拍手を送ります。
2月15日都議会開会。
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