大阪知事・市長のダブル選挙で維新大勝ーなんぼのもんじゃ 太閤さんの大阪やで、の心境か
知事や市長が突然辞職して選挙になって、再び立候補したら知名度の勝る知事や市長が強いのに決まっている。そこで、恣意的な突然の辞職を牽制するために公職選挙法は、辞職した首長が同じ選挙に再立候補し当選した場合は、任期はそこから4年ではなく、残任期間とすると定めている。
先月行われた明石市長選挙は、このケースが当てはまり再当選した市長は4月14日からの統一地方選挙で再び立候補することになる。わずか1か月足らずの任期である。
大阪の場合には、この規定にふれないように同時辞職した知事が市長選に、市長が新しく知事選挙に立候補した。一種の法の盲点をついたチームプレーだが、自民党は不意打ちをくらって充分な準備期間もないままダブル選挙に持ち込まれ、現職の知事や市長の知名度には及ばなかった。
維新の会のやりたい放題だが、もし東京だったら、筋論が通り違った結果になっていたかもわからない。
大阪人の気持ちは「都構想」の是非はともかく、東京からあれこれ言われたくない。大阪は東京より歴史ある街だ。太閤秀吉公が開いた400年以上の浪速の華の都だぜ。「東京なんぼのもんじゃ」の心境ではなかろうか。良くも悪くも「横山ノック知事」誕生のド根性の街だ。
私も1日、自民党推薦候補の応援に入ったが、「なんぼのもんじゃ」とても及ばない。
立候補を決意された小西知事候補、柳本市長候補に敬意と感謝を捧げます。
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