国民は覚醒した。防衛力の整備が大事、必要な負担は止むを得ないと・・・
防衛費のために増税するのが是か非か。という報道を見ていると、国民の深層とズレている気がする。増税を喜ぶ国民はいない。しかし、真に必要なら止むを得ない!と考えているのでは。
ロシアのウクライナ侵略から10カ月。国民は覚醒した。
① 十分な防衛力がないと侵略される。
② ウクライナがNATOの全面的支援を受けて戦っている。
③ プーチン大統領は一週間で首都キーウを陥落し、ゼレンスキー大統領は亡命すると思っていたが、10カ月も戦い続けて祖国と国民を守っている。国民もその期待に応えて戦っている。
④ まず自分たちが戦わないと、誰も助けてはくれない。
日本が侵略された時、日本国民が自ら戦わなければ、同盟国は助けてくれないだろう。そのための準備が必要だ。増税反対で防衛力を増強しろというなら、その資金は誰が出すのだろうか?
来春の統一地方選挙に不利だから「当面は国債で」等という意見は、国民を馬鹿にしてないか。
安倍政権は2012年に政権に復帰してから7年余りの間で大衆課税の消費税を5%→8%→10%と増税した。5%で年に12兆円余りの増税だ。消費税は社会保障の財源に充てることになっているが、国民が社会保障の恩恵を受ける前提に、国の存立と国民の安全がある。
我々は節電で済んでいるが、ウクライナ国民は冬を迎えて、凍死の危機に直面している。
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