中国の過剰反応。福島原発処理水放出に日本の水産物輸入禁止ー国内の経済低迷の不満解消か?それ以上の意味があるのか

中国の過剰反応。福島原発処理水放出に日本の水産物輸入禁止ー国内の経済低迷の不満解消か?それ以上の意味があるのか

中国もIAEA(国際原子力機関)加盟国である。IAEAは福島原発処理水の現地視察を行い、国際基準以下であることを確認した。

中国がこのIAEA評価に反して、日本の処理水の海洋放出を声高に主張。日本の水産物の中国輸入を全面禁止する。

合理的理由のない禁輸は、WTO(世界貿易機関)の自由貿易にも反する。

中国政府の狙いは国内向けの不満解消、ガス抜きだとの評価がある。中国不動産最大手の“恒大”の米国でのデフォルト。景気低迷による若者の失業率の増加。「社会主義市場経済」の行き詰まりのようにも思える。

日米韓の首脳会談。麻生自民党副総裁の、にわかの訪台。国際間のトップシークレットは我々一般国民にうかがい知ることは出来ないし、不確定の予測も多く知る必要もないことだが、深い底流で動いていることに着目して、難関に備える心構えが必要だ。

私たち国民は、ひとまず世界で一番豊富で美味しいと言われる日本の魚介類を大いに賞味しましょう。今晩はホタテのソテーでも。