松下玲子前武蔵野市長に損害賠償を求める裁判。10/22に東京高等裁判所に控訴しました
弁護士さんから連絡があり、10/22に控訴の手続きをしましたとのこと。東京高等裁判所に舞台を移し、改めて吉祥寺駅北口1分の市有地を隣地所有者に任意の契約で売却したことについて是非を争いたいと思います。
松下前市長は、吉祥寺駅1分の商業地域、600%の容積率の市有地を売り、同じ所有者から吉祥寺駅3分で近隣商業地域、300%の容積率の土地を購入し、同じような駐輪場を作りました。武蔵野市民がこのことを知れば、不合理、不自然、不可解な取引と考えるでしょう。
隣地所有者が元々所有していた土地は東西6.4mしかなく、南北24mで壁のようなビルしか建てられないのですが、隣接する市有地の東西11.7mを取得することにより、東西18mで南北24mと幅広の長方形になり地形がよくなります。隣地所有者にとって市の駐輪場は、喉から手が出るほど欲しい土地で、くり返し交渉しました。
世の中は、こういうやり方を「地上げ」といいます。
その後、この土地は会社ごと中国の投資ファンドに買収されました。
ちなみに市が売却した令和3年10月28日頃のこの会社の株価は600円前後でしたが、みるみる値上がりして、中国ファンドがTOB(株式公開買付け)をかけた時の株価は、なんと1700円になっていました。
市民に不利益を与える市長の権力の濫用は許してはなりません。私たちは改めて東京高等裁判所で審判を求めたいと決意しています。
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