今月の心に残った言葉―「公平の原則が大事。目の前の患者に全人生をかける。」-天野篤 順天堂大学病院長

今月の心に残った言葉―「公平の原則が大事。目の前の患者に全人生をかける。」-天野篤 順天堂大学病院長

4月22日(土)武蔵野市医師会50周年記念式典が挙行され、記念講演として天野篤先生が講演された。

心臓外科の権威で、神の手と呼ばれる天野篤先生は天皇陛下の心臓バイパス手術を成功させたことで有名だ。

天野先生は日本大学医学部卒業後、これまでの歩みを振り返り次のように語った。

「62歳になった今は公平の原則が大事だと強く思うようになった」

「目の前の患者さんに全人生をかけます」

「平時の手術は若手に任せます。緊急手術は私がやります。」

天皇陛下のバイパス手術を見事成功させて天野先生だけに、”目の前の患者さんに全人生をかける”という発言は重い。

そして月曜日から金曜日までは順天堂病院に泊まり込むという姿勢に圧倒された。

天野先生の心境は神の手だけではなく、人生そのものが神の如くなったのだろう。

私も政治家として全ての国民のために全力を尽くす覚悟だ。