米軍がシリアの空軍基地にミサイル攻撃を行ったことへの影響と各国の反応は?

米軍がシリアの空軍基地にミサイル攻撃を行ったことへの影響と各国の反応は?

今朝(12日)の自民党政調外交部会で、外務省中東局長、防衛省調査課長等から報告と質疑があった。

○ 米国の発表

・日本時間4月7日 09:40

・59発のトマホークミサイルを米海軍艦船二隻から発射

・イラク・シャイラート空軍基地を攻撃し、航空機、格納庫、燃料等補給庫、爆薬補給庫、防空システム・レーダー等の軍事インフラに損害を与え、化学兵器使用能力を減じた。

 ○各国の反応

<完全支持> 英・加・イスラエル・サウジアラビア、UAE、韓国、シリア反体制派

<支持理解> 仏・伊・独・EU・トルコ・ヨルダン・カタール

<中立>   国連・中国・エジプト

<反対>   シリア政府・ロシア・イラン・イラク・北朝鮮

 ミサイル攻撃は、化学兵器使用の抑制になったのかとの私の問いに「抑制に役立ったと米国は言っている」との答え。