出るか未来のノーベル賞。青少年のための科学の祭典in小金井-市民と大学と企業と共同で育てた日本一の科学教育イベントだ。

出るか未来のノーベル賞。青少年のための科学の祭典in小金井-市民と大学と企業と共同で育てた日本一の科学教育イベントだ。

青少年のための科学の祭典in小金井が雨の中、東京学芸大学で開催された。

11年前に小金井市の旧公会堂を会場に開催された科学の祭典も、やがて旧都立小金井工業高校に舞台を移し、更に数年前から市内にある学芸大学のキャンパスを会場に移し、年々盛大な催しとなった。ブースの数も100を超えている。

主催団体は国際ソロプチミスト小金井を中心に、小金井市各種市民団体などが実行委員会を結成していて、企業も支援している。

児童、生徒の夏休みの自由研究もレベルが高い。中学生の自由研究「一本の茎から二色の花が咲くのは何故か?」に対し、同じく市内にある東京農工大学の先生が「普通は突然変異と片付けてしまうのですが、太陽光の当たる量と風、土壌など観察して推論しているのが素晴らしい」とコメント。

小学校6年生の自由研究「落下する的にモノを当てるにはどうしたら良いのか?」というテーマもある。凄い。

青少年のための科学の祭典in小金井がここまで充実発展したのは、市内に会場となった東京学芸大学をはじめ東京農工大学、法政大学工学部、都立多摩科学技術高等学校などの高等教育機関があることに起因しているのだろう。

小金井市の補助金はわずか50万円という。大学、企業を含めた市民の力が結集した成果だ。

 

<小学校6年生の自由研究>

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