大都市はシステムだ。ダイナミック日本・地域の力フォーラムで、日本最古の近代的下水処理場~三河島水再生センター視察。

大都市はシステムだ。ダイナミック日本・地域の力フォーラムで、日本最古の近代的下水処理場~三河島水再生センター視察。

若手市議会議員の勉強会「ダイナミック日本・地域の力 フォーラム」を結成して、足かけ7年になる。武蔵野、府中、小金井、三鷹、西東京、国分寺、小平、東久留米等30数名が参加している。

今回の勉強会は、鈴木錦治都議(府中市選出)の紹介で、東京都の三河島水再生センターを視察した。

センターは荒川区三河島にあり、19万㎡の宏大な敷地で、日量70万㎥の下水を処理している。

運転開始は、大正11年(1922年)で、日本で最古の近代的下水処理場だ。

当時の施設は、明治・大正にかけて下水道の建設に心血を注いだ先駆者たちの汗の結晶として、平成11年(1999年)まで77年間、現役で活躍し、閉鎖後は国の重要文化財に指定されている。

鉄筋コンクリートの建物としては、日本で最も古い琵琶湖疏水(1890年)につぐ第二世代だ。

昔の写真を見ると、重機のない時代に人力で「もっこ」を担いで工事をしている姿が写っている。

この施設を計画し実現させたのは、明治時代に青春をおくった人たちが主力だが、力強くかつ精緻な建設物をみると、国を拓いた明治人の気迫がヒシヒシと伝わってくる。

今は全都に下水道が張りめぐらされ、1300万人が快適な生活をおくっているが、都市生活は、水道施設を含め巨大なシステムによって支えられているのを実感する。

ダイナミック

 

 

 

 

 

 

ダイナミック④

 

 

 

 

 

 

 

ダイナミック視察

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