「トランプ氏は日米同盟に否定的。日本が自国の安全について考えるべきとき。」

「トランプ氏は日米同盟に否定的。日本が自国の安全について考えるべきとき。」

トランプ氏の対抗馬の二人が下りて共和党大統領候補に決定したとの報道。

トランプ氏が米大統領に就任する可能性も出てきた。

トランプ氏は米軍の日本駐留経費を全額日本に支払わせよ。日本が支払わないなら米国は撤退だと主張している。

さらに北朝鮮の核が脅威なら対抗して核武装すればよい。韓国も同様だと主張している。

日本の安全をアメリカが守ってくれる、米軍は日本の抑止力だと永年考えてきたが、それは相手のあることで、米国がNOと言えば米国同盟の前提が崩れてくる。

現にオバマ大統領は度々に「世界の警察官はやめる」と繰り返してきたが、論理を徹底すると、その言葉の行きつく先は『自国のことは自国で守れ、アメリカは関与しない』という21世紀型モンロー主義だ。トランプ氏の主張が現実味を帯びてくる。