「アレルギー物質を除去した防災缶詰2万食を熊本市に届けた。各市町村で備蓄してくれませんかと高知県黒潮町長」

「アレルギー物質を除去した防災缶詰2万食を熊本市に届けた。各市町村で備蓄してくれませんかと高知県黒潮町長」

昨日、高知県黒潮町の大西町長が副大臣室に来訪。

黒潮町が出資して立ち上げた第三セクター黒潮町缶詰製作所がつくったアレルギー物質を除去した防災備蓄用缶詰を活用して下さいと提案があった。

缶詰はエビ、カニ、小麦、ソバ、卵、乳、落花生の7大アレルゲンを除去してつくった味も良く、アレルギー体質の避難者にも安心して食べていただけるとのこと。

熊本地震にも町と会社から、計2万食お届けし喜ばれているという。

大西町長自ら、被災地の避難所を訪れ、アレルギー体質の人にとって普通の食品を目の前に積み上げられても何にもないのと同じだと実感したという。

これは素晴らしい。私は、市長・衆議院議員として、長らく防災に携わってきたがアレルギー対策まで考えが及ばなかった。

さっそく総務省記者クラブで発表してもらった。

その後、東京都総務局長を大西町長と共に訪問し、災対部にも製品を紹介した。

各市町村も通常の食料備蓄に加えて、アレルギー物質除去食品を一定程度備蓄して、災害が発生したら救援物資として届けるシステムがあると素晴らしい。

<高知県黒潮町防災備蓄缶詰と一緒に>

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【2016年4月28日(金) 副大臣公務日誌】

(午前)

(省議室にて)

第15回総務省非常災害対策本部に出席

 (午後)

(衆院にて)

衆議院本会議に出席

(副大臣室にて)

全国市長会副会長(栗林秋田県大仙市長)、九州市長会会長(森鹿児島市長)、熊本県市長会副会長(中嶋熊本県山鹿市長)及び大分県市長会会長(佐藤大分市長)から熊本地震に係る緊急要望を受ける

●町を市とする処分に係る総務大臣の同意について(宮城県富谷町) (決裁)

●平成28年熊本地震による災害についての特定非常災害及びこれに対し摘要すべき措置に関する政令(案)等について(決裁)

●統計調査結果等(労働力調査、消費者物価、家計)の公表について(レク)

●種々打合せ(日程、報告等)

(総理官邸にて)

政府非常災害対策本部に大臣の代理出席

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