「熊本市で罹災証明書発行が始まった。各地から参集した緊急消防援助隊は任務終了。特定非常災害特別措置法が適用される。」

「熊本市で罹災証明書発行が始まった。各地から参集した緊急消防援助隊は任務終了。特定非常災害特別措置法が適用される。」

熊本地震発災15日が経過した。九州新幹線も全線開通。高速道路も南北は復旧。

東西の九州横断道路は橋が破壊されて、復旧に時間がかかりそう。通信、放送はほぼ全域で回復。

全国各地から救助救命のために集まった緊急消防救助隊は、昨日28日で任務を終了。14日間活動に携った隊は、1000隊5000名である。

自衛隊は車輛による物資輸送と避難所の入浴サービスに力を発揮し、規模を縮小しつつ生活支援に力を入れている。

昨日、特定非常災害特別措置法が適用されることが決まった。

この法律を各省が適用するのだが、

①    行政上の権利利益に係る満了日の延長(運転免許等)

②    期限内に履行されなかった義務の免除

を始め、破産宣告の特例、相続の手続きに関する期間延長、応急仮設住宅の存続期間の延長など行政、司法、民法などの手続きの猶予が行われることになる。

この政令の交付は、5月2日からである。