「日韓のトゲ慰安婦問題解決まで20余年―朝日新聞の誤報は大きい。未来志向で新年を」

「日韓のトゲ慰安婦問題解決まで20余年―朝日新聞の誤報は大きい。未来志向で新年を」

12月28日岸田外務大臣が訪韓して、尹外相との間にいわゆる「慰安婦」問題に解決の道筋をつけたことは朗報だ。

安倍総理の真実に基づいて毅然として方針を貫きつつ、韓国の立場も慮ったことの成果である。

韓国が日本との解決に向けて踏み出した要因は大きく四つあると思える。

①    朝日新聞が「軍が強制連行した」という記事を取り消し、反対する具体的な根拠が失われたこと。

②    700億ドルの日韓通貨スワップ協定の失効に象徴されるように、経済的に不安定さが増しているうえ、中国の経済成長が鈍化し、さらに日本の訪韓客が激減していることなど経済的影響が大きく変化している。

③    日本の慰安婦問題が国際的波紋を呼び、各国の戦争に伴う性暴力が改めて問題になる気運が出てきたこと。

④    朴大統領が西側ではただ一人、中国軍事パレードに出席し米韓の同盟に揺らぎを与え、米国の安保構想、日米韓の連携に影響が出始めていること。

それにしても、朝日新聞が吉田清治氏なる怪しげな人物の言葉を鵜呑みにして、済州島での裏づけを取らず報道し続けた影響は大きい。

朝日は「軍が現地女性を強制的に連行した」事実はなかったが、「女性が慰安婦にならざるを得なかった広義の強制性があった」と主張を変更している。

新年は日韓が未来志向で関係改善に努力しましょう。

 

[一年間ブログのご愛読ありがとうございました。]

10月9日総務副大臣を拝命、それ以後のブログが公務中心で面白くない、もっと自由な意見をというご指摘をいただいたりします。

安倍内閣の一員としてチームワークを乱さず、かつ政治家として感じた意見を述べたいと思います。

歳末に感じたことを今年のまとめとして書きます。

 

「ノーベル賞の大村さん、梶田さんに共通するのは正直、ひたむき、信念」

ノーベル医学・生理学賞の大村智さん、物理学賞の梶田隆章さんの受賞の映像と研究がリプレイされる、何回見てもさわやか。

お二人に共通するのは正直、ひたむき、信念だ。

そのお人柄が縁をつくり、輪を拡げていった。梶田さんが亡き恩師戸塚教授の令夫人をノーベル賞の授賞式にお誘いしたというエピソードも素晴らしい。

 

「南アを破ったラグビー日本―完成し尽くされた、零戦と戦闘員を見るようだ」

ラグビーワールドカップで世界の強豪南アフリカのスプリントボックスを僅差で破った、ラグビー史に残る偉業。

五郎丸をはじめ選手たちの活躍が見る者に勇気を与えてくれる。

鍛えられた肉体、全員で君が代の練習、心技体、フォーメーション完成形だ。

書店に行くと零戦をテーマにした著書が並んでいる。

戦闘機として完成形に加えて錬度最高聡明な航空兵世界一の強さだったろう。

ラグビー日本の活躍に誇りを持ち胸を熱くしながら、次につなげていく力をどう構築するのか、

ラグビーだけでなく日本全体の課題でもある。

 

「日本人の親切、やさしさを居酒屋で確認」

歳末、身近な仲間と近所の居酒屋にいった。

注文をとりにきたのが若い女性、日本語がタドタドしい、中国から来た留学生のアルバイトらしい。

一生懸命注文を聞きとろうとヒザをついてメモ、「日本酒」「冷酒ですか?熱燗ですか?」

「いやヌル燗」わからなそうに何回も聞きなおす。「ダメだよこの人、ヌル燗ではわからない、いいよ~冷酒にしよう」

「注文は紙に書いてやった方が良いよ、ひらがなで」とやさしい日本人

これが日本の人気の秘密か、外国人旅行客2000万人、2013年に1000万人を突破してわずか2年だ。

テロや治安、秩序とも十分目配りをしながら、外国人のお客さんを日本的おもてなしでお迎えしよう。

12月31日午後、児童養護施設にボランティア、夜は府中の大国魂神社で新年の初太鼓。

読者の皆さん健康で良いお年をお迎えください。