「新国立1550億円、実質工事期間3年余り。入札不調にでもなったら間に合わない。」

「新国立1550億円、実質工事期間3年余り。入札不調にでもなったら間に合わない。」

本日8月28日、8時5分から官邸で新国立競技場整備計画のための関係閣僚会議があり、了承された案の報告があった。

それによるとスタジアム本体費用1350億円程度と、周辺整備と200億円程度、合計1550億円程度とされ、別途設計・管理が40億円とのこと。整備スケジュールは、

・2015年12月末までに設計・施工の事業者 決定
・2016年1月 設計、契約
・2016年12月末 工事請負契約 着工
・2020年4月末 完成期限。出来れば1月末に前倒して完成のこと

工事期間は36ヶ月~38ヶ月しかない。ギリギリのスケジュールだ。工事の入札不調になったら出来ないタイトなスケジュールだ。幸い設計・施行を一体として事業者を選定するのでギリギリか。

基本理念として下記の三点が挙げられた。

1)アスリート第一
2)世界最高のユニバーサルデザイン
3)周辺環境等との調和や日本らしさ

観客席の数は68,000席となっていて、トラック上部に観客席を仮設すれば、サッカーW杯8万席を満たすこととした。妥当なところだ。