「新島に海岸漂着ゴミの清掃現場を視察した-西日本の海岸と異なり意外に綺麗だった」

「新島に海岸漂着ゴミの清掃現場を視察した-西日本の海岸と異なり意外に綺麗だった」

6年前に議員立法で「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(海岸漂着物処理推進法)」を作った。

当時の加藤紘一元官房長官、磯崎陽輔参議院議員と私の3人が中心で作った法律だ。

施行されて6年だが、今年は30億円の予算がつき、漁港や漁民の方々には大変喜ばれている。

環境省の誘いもあり身近な伊豆諸島の新島に3月16日日帰りで視察に行った。小澤村長さん以下のご案内で、環境省、東京都の職員3人で島内の海岸を視察した。

新島は太平洋に浮かぶ島なので、長崎や日本海側と異なり意外に漂着物は少なく思ったより綺麗な印象だ。

海岸の砂浜などは清掃されていて流木など大物は重機で回収していた。

岩礁ではプラスチック系ゴミが岩の間にはさまっていて取れない。海上で捨てられるゴミと陸上で投棄され、川に流れ出るゴミと半々だ。

新島は比較的綺麗だったが、環境省職員のレポートによると長崎県五島列島や、山形県酒井市飛島など韓国や中国が投棄したものも多い。

環境省が補助をつけて沿岸の市町村が具体の清掃を行うのだが、議員立法で成立したこの法律が機能していると現場の声。

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